開院3ケ月前にはスタッフを決定しておきます。
面接会場は、近隣の公共施設、薬品卸さんの会議室、会計事務所の事務所、工事現場・・。
市の公共施設はいつも空いているわけではありませんので、開業スケジュールが決定したら
早急に申し込みが必要です。
スタッフ募集の告示は、建設中の建物に掲示、ホームページで紹介、面接日の1月ほど前に
新聞折り込み広告を利用などの方法があります。
ハローワークを利用する事もありますが、その際は給与、交通費上限額、賞与、ベースアップ
等の詳細を記載する必要があります。
新規開業のオープニングスタッフ募集では賞与・ベースアップの記載が難しいのであまり利用
される事はありませんが、求職者の多くの方に見て頂けるというメリットは有ります。
就業困難者(母子家庭・高齢者・障がい者・・)をハローワーク経由で採用した場合、就業の
助成金が頂けます。1人採用で平成28年10月現在の助成金は60万を頂けます。
ハローワークは広告費がかからないというメリットがあります。
応募締め切り後、面接する方を書類選考します。常勤希望・パート希望をバランスよく
選考します。面接時間は1人10分程度が目安です。25人前後の方と一日で面接します。
面接終盤になりますと、初めにあった方の印象が薄れてきますのでチェックシートを用意し
出来るだけ同一職種を連続で面接します。同一職種の方の面接が終了した段階である程度の
採用候補者を協議しておきますと忘れる事なく意見が統一できます。
面接終了後には、受付スタッフの意見も取り入れて検討します。ぜひ採用したい方は当日
に採用連絡をし、人材確保をします。その他の方は遅くても10日以内に合否連絡をします。
採用者には医師が、不採用者にはコンサルが連絡を入れるのが良いでしょう。
10分で実力・性格を判断をする事は難しいので、面接当日アンケートを利用して臨みます。
面接のタイミングは世間に賞与が出るころが一番応募が多い傾向があります。
面接はコンサルタントが主導で進行しますので、医師は質問しておきたい項目を予め用意
しておいてください。労務・保険関係の質問があった場合は同席したコンサルタントや
税理士が説明します。
最近は質問しないほうが良い項目も定められていますので予め予習して臨みます。
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